入社1年目保育士 ~自分の保育に悩んでいる方はぜひ見てみて下さい~
おおぞらに入社して
保育士になってまだ1年目で日々職場の先輩や子どもたちに、たくさん学ばせてもらっています。以前の職場は一斉保育の保育園で保育をしていました。一斉保育をしている中で「○○くーん!」「だめでしょ!」と保育室の中で保育者の声がたくさん聞こえていました。そんな中で保育を行い、なぜこんなにも子ども達に大きな声を出し叱らなければならないのか、子ども一人ひとりにしっかりと寄り添ってあげられないのかと疑問と罪悪感でいっぱいで泣きそうになりながら保育をしていました。そして悩んでいる時に出会ったのが今の担当制保育です。
おおぞらの保育を通じて
保育室の中は保育士の大きな声は聞こえず、子どもたちがそれぞれの環境で楽しく遊んでいる声だけでした。その遊びの中ではただ遊んでいるのではなく一つひとつの遊びに保育士の想いがあり、そこにも魅力を感じました。
担当制保育を始め子ども主体で保育を行い、一人ひとりに寄り添いながら丁寧に保育を行うことに毎日やりがいを感じ、今までとは考え方が大きく変わりました。
自然と自分の保育計画の型に子どもたちを当てはめており、なぜこんなにうまく保育が出来ないのか、子どもたちは話を聞いてくれないのかと思っていましたが、今ではどうしたら子どもたちの成長・発達段階にあった保育を行うことが出来るかを第一に考えながら保育をするようになりました。
また子どもたちへの声掛けも変わりました。「それはしてほしくなかったよ」 「~な気持ちになるよ」と自分自身の気持ちを言葉にして丁寧に伝えることで、子どもたちなりに気持ちを伝えてくれて、少しずつではありますが信頼関係を築いていくこともできてきています。
おおぞらの先輩方は?
このように保育を楽しいと思えるようになったのは今の職場の先生方のおかげだと思っています。ありがたいことに指導係の先生を付けてもらい細かく仕事内容を丁寧に教えていただいています。
また毎日の振り返りの時間を頂いて一日一日自分の保育を見直し、アドバイスをもらい次の保育に活かすことが出来ています。
なので何か悩んだり困ったりすることがあれば一人で抱え込まず先輩方に相談できる、そして子ども達にも丁寧に関われるという、とても良い環境で仕事が出来ていることに日々感謝しながら保育をしています。
後輩の方へ
担当制保育を行い、たくさん悩むことももちろんありますが、それでも子どもたちの笑顔を見ると、この保育に出会ってよかったと思います。こんなにも子ども達の成長を身近に感じながら仕事が出来ることが誇りに感じます。今保育士の方で、自分の保育に疑問を持ったり悩んだりしている方は、一度この担当制保育を見て、この保育の楽しさや魅力を知って欲しいです。
今後の目標は?
今の保育が出来るということは当たり前ではないということ常に頭に入れながら保育をしていきたいです。今後子どもの気持ちに寄り添い第一の理解者となれるよう、また子どもたちと一緒に笑っている時間がもっと増えるように向上心を持って保育に努めていきたいです。